マツエセラピー治療実績コンテスト

THE GOLD PRIZE

2018年 5月度
月間金賞

<特別部門>

Bronze Master / Bronze Instructor

若松 春江先生

Harue Wakamatsu

「施設ではもう対応が無理と言われていたので、回復傾向に向かったことが本当に救いでした」

症状・状態
発熱し、誤嚥性肺炎の疑いあり
患者様DATA:89歳 男性 M様 北九州市
治療経過の詳細
グループホームに入居中。
発熱し、誤嚥性肺炎の疑いありという事であったが、ご家族の希望で、
入院よりも主治医の往診による点滴にて治療中。

昨年より、定期的(数か月に1回~2回)の発熱を繰り返しているが、
グループホームでの主治医の往診による点滴治療などにより、
今までも回復してきている。

ただ、すべて表示する今回は、発熱がやや引き続いており、
硬直がだんだんと進んでいるという事で、
老人病院への入院を施設の方から勧められたが、
病院への入院は望まないという本人の意思とご家族の意志で、
現在、グループホームで治療中。

何かの回復傾向を得られないかと相談され、施設での施術を希望され、
グループホームを訪問した。


<2018年5月21日 初めての施術>
熱がなかなか下がらないという状況。
足の硬直は写真の通り、曲がった状態で、皮膚の剥離も数か所にある。

施術内容
右を下にした側臥位から動かせない状況だったので、
左上からアプローチできる範囲で以下のように施術した。

1.頸椎7番と胸椎1番の間あたりから、キネマティックチェーンがつながるように、施術した

2.頸椎1番・2番あたりから、キネマティックチェーンがつながるように、施術した

3.左肩の鎖骨と肩甲骨の間の靭帯をタッチングしつつ、
対象筋弛緩法を使用しつつ、上腕まわりの筋肉をVIMの効果も狙った

4.左足、左足首、左膝、脛骨、腓骨、周辺の筋肉を
タッチングと対象筋弛緩法にて施術して、緩めた。

5.上記の施術を行いつつ、横隔膜神経に作用するようにも意識した

施術後に、肋骨の動きが大きくなり、足の動きも少し改善した。

●翌日、熱はやや下がり、回復傾向となる。
●2日後、少し様子を見に行ったときの状況:
食欲が戻り、目もぱっちりと開き、見た目、元気そうになる。
車いすに乗り、足をかなり伸ばして座っていた【びっくり…】

食べている姿をみると、むせが少ないようで、嚥下も
スムーズのようであった。

首回りの筋肉が緩んでいた。

いつもは、目を開けなかったり、食べながら寝てしまうのに、
今日は目をパッチリあけて、食事係の職員さんを目で追い、
食べようとする意志がしっかりと感じられた。
患者様の喜びの声
<施設の看護師のお話>

施術の翌日や翌々日は、いつも寝ている事が多かったM様ですが、
ぱっちりと目を開けて覚醒されており、むせもほとんどなく
食事も完食されました。発熱時には、食事は7割程度でしたが。

ただ3日後ぐらいになると、元の状況にやや戻った感じです。
でも、発熱はなく、施術の翌日の血液検すべて表示する査では、炎症反応もなくなりました。

看護師さんには、若松先生の施術のことは知らせていません。



<ご家族からのコメント>

「ありがとうございました。何度も何度も発熱を最近は繰り返しており、
大きな病院で検査するか、老人病院に移ってくださいと言われておりました。
でも、病院も薬も嫌っていた父を入院させるのは避けたくて、
今までも入院を断っていたのですが、今回は発熱が長引き、
もう持たないかもしれませんし、いつ何があってもおかしくありませんし、
施設の方ではもう対応が無理ですと言われていたので、
回復傾向に向かったことが本当に救いでした。

ご飯を元気に食べている姿を見て、ほっとしました。

今の施設では、看取りもしますと言われていたのですが、硬直が進んだためか、お世話が大変だと言われ、特別養護老人ホームに入居の手続きをしてくださいと言われたり、老人病院に移ってくださいと言われたりするたびに、
思い悩んでいました。病院に入れると、たぶん、誤嚥性肺炎という事で、
即絶食となり、点滴となり衰弱していくのが容易に想像できます。

でも、そのような死を迎えるのではなく、自然に、枯れるように
静かに死を迎えさせてあげることはできないものかと
ずっと悩んでいました。
今、言われている介護難民になってしまっているのだろうと、
不安の日々でした。

でも、若松先生の施術をそばで見ていて、父の呼吸が少しずつ大きくなり、
なんとなく父がふわっと楽そうになり、何かの希望を見出した気がしました。

6月4日に違う施設に移ることとなったのですが、今後もお時間のある時に、
若松先生に施設での施術をお願いさせて頂くつもりです。
どうぞ、宜しくお願い致します。

また、このような施術をご教授され、広めようとされておられる松栄先生や
協会の方々に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
これからも私の父のように、介護難民と呼ばれ、
施設を転々とさせられる要介護者の家族の救いとなって頂きたいと
思います。

松栄 勲先生

審査員 松栄 勲先生による寸評

家族の方からのコメントには、涙が出ました。
そして、治療の根本は「思いやり」だということを確認できる
若松さんの施術です。こういう施術ができることは、
僕たちに与えられた使命であるとともに、幸せな特権です。
技術的にも、患者の様子に応じた選択をしていると思われ、
最大限の賛辞を贈りたいと思います。
 
感動を共有してくださり、ありがとうございます。

国際治療協会 理事
アスリーツ&トレーナーズ協会 理事長
松栄 勲

施術者コメント

若松 春江先生

Bronze Master / Bronze Instructor

若松 春江先生

5月25日の施術
20分程度の時間しか取れなかったのですが、前回の施術と同様に、
呼吸が大きくできるように、横隔膜を意識して施術してみました

若松 春江先生 プロフィール

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