マツエセラピー治療実績コンテスト

THE GOLD PRIZE

2018年 6月度
月間金賞

<治療部門>

Bronze Master / Bronze Instructor

若松 春江先生

Harue Wakamatsu

「何歳になっても、身体がちゃんと反応するのだと思いました。」

症状・状態
施設に入院中(5月に提出した方の続編)
患者様DATA:北九州市在住 Mさん 89歳 男性
治療経過の詳細
【6月4日3回目の施術】
40分程度の施術

<施術内容>
今日から、別の施設に移動したので、両サイドから、施術できました。

(1)右足指から、キネマティックチェーンがつながるように、施術した。
股関節、膝関節が、ガチガチに屈曲した状態だったので、「つながらないかな?」と、思いつつ、始めたのですすべて表示するが、なんと、気が付いたら、頭までちゃんと揺れていたので、びっくり!

(2)脛骨、ひ骨、足首あたり靭帯から、タッチングしていると、少しずつ動きがついてきて、足首と膝関節の動きがついたところで、大腰筋を狙いつつ、VIMを行う。
なんとなく、感覚的に大腰筋にアプローチできて、つながって大腰筋が動き始めたように感じた瞬間に、クライアントさんの顔と目が、「うんん?」という表情で、反応したような気がした。
気のせいかとも思ったが、その後も、3~4回ほど、大腰筋を狙ったVIMを行うと、到達した感が伝わってくるたびに、目で「んん?動いた?」という反応を繰り返された。
今までに反応らしき手応えはなかったが、今回は、ご自身の身体の変化に反応されているようであった。

(3)左肩の鎖骨と肩甲骨の間の靭帯をタッチングしつつ、対象筋弛緩法を使用しつつ、上腕まわりの筋肉をVIMの効果も狙った

(4)上記の施術を行いつつ、横隔膜神経に作用するようにも意識した

施術後に、肋骨の動きが大きくなり、大きく呼吸をできるような感じがした。

【6月7日4回目の施術】
25分程度の施術

普段、身体全体、右を下にして寝ているのだが、上半身は割とフラットに仰向けの位置に寝ていた。
ただ、両足は、屈曲したまま、仙骨も腰椎も右に倒れた状態で硬直している。
膝の間にクッションを挟んで支えている。
上半身がフラットで維持できる状況は、ここ数年、見たことがないとのこと。
エアーマットに寝ているので、背中側から手を下から入れやすく、頸椎7番、胸椎1番を軽くタッチング。
思った以上に柔らかく、繋がっている感じがあった。
左肩甲骨周辺、および、左肩関節周辺をタッチング。
足首、膝、仙腸関節をタッチング。
身体全体が、また少しつながったかなという感じでした。


【6月14日5回目の施術】
50分程度の施術

6月12日に発熱し、翌日に熱は下がったとの事。
発熱2日後の施術。
足指からキネマティックチェーンを意識して、足指より振動を入れる。
硬直している仙腸関節を弛めるために、仙腸関節をタッチングする。 
少しずつだが、ゆるんでくる感じがした。
大腿腱膜張筋と腸脛靭帯の硬直を取るために、微細なタッチによるVIMを行う。
横隔膜を意識しつつ、微細な力で大腰筋のVIMを行う。
しかし、発熱後だったためか、大腰筋からの横隔膜調整がうまくいかなかったように感じたので、頸椎7番と胸椎1番をキネマティックチェーンを意識してタッチングする。
上部胸椎を触ると、せき込むようであったので、頸椎1番から4番ぐらいの項靭帯をタッチングする。
その後、横隔膜を意識して、胸鎖乳突筋をタッチングする。
すると、胸郭が動き始め、呼吸が大きくなった。
肩関節周りをタッチングする。
その後、膝関節と足首関節をねじるようにタッチングする。
体全体が緩んだ感じが伝わり、全体の柔らかさが、出てきたように感じた。
患者様の喜びの声
●施設の看護師のお話:
【6月4日の施術後】

5月25日(1週間前)の施術以来、目をしっかりと開けて、覚醒することが多く、ずっと調子が良いようです。
熱が上がることもありませんでした。
食事のときも、むせが少なくなり、舌を出すこともあまりなく、食べて頂けました。
食事の介助も楽になりました。

すべて表示するご家族のコメント:
【6月4日の施術後】
5年前に、あと2週間と言われても、奇跡的に回復した父でしたが、それ以来、目に力がなく、うつろな(正気を失ったような)目で、私の事もわかっていない感じで、会いに行っても反応もなくなっていく父を見るのが本当に悲しくなっていました。
けれど、今日は、父がはっきりと、私の目を見て、反応しているのに最初は驚きました!
目の焦点が合い、目に力が戻った感じで、顔もとがしっかりとして、ふと話し始めるのではないかと、思いました。
本当にありがとうございます。
もちろん、寝たきりで何も話さない状況ですが、父が「この世に、人として生きている」ということを5年ぶりに、実感できた気がします。
これからも施術を続けて頂きたいと思っております。
父の変化が楽しみで、施設へ会いに行くのが嬉しくなりました。 
心から感謝申し上げます。

【6月7日の施術後】
今日は、父が上を向いて(仰向けで)寝ている姿にびっくりしました。
普通の人では当たり前のことでしょうが、父は、ここ2~3年は、右を下にして、背中を丸くし、足を曲げて、窮屈そうに(やや苦しそうに)寝ている状態が多く、たまに上を向いていても身体全体がとても緊張している感じだったのです。
上を向いて、どこかリラックスして気持ちよさそうに寝ているように感じました。
毎回、何かが変化していく父の姿を見るのが楽しみになりました。
それに、主治医の先生から、「いつもは聞こえる右肺の雑音が聞こえませんね」と言われた時には、「これは、施術のおかげ」と思いました。

【6月14日の施術後】
6月12日に38度以上に発熱したと施設より報告があり、また、発熱が1週間も2週間も続くと思っていたのですが、1日で熱が下がりました。
主治医の往診をしていただき、薬の処方はありました。
最近は、発熱すると、熱が下がらない状況が続き、主治医の指示で投薬しても、点滴しても下がりにくい状況が続き、危ない状況だと毎回言われてました。
発熱の翌日の6月13日に様子を見に行くと、薬のためか、ずっと寝続けており、食事中も眠ってしまう状況でしたが、
いつもより穏やかに寝ているように感じました。

2日後の6月14日に、若松先生が施設に来てくれるとの事で、同行すると、父は、ぱっちりと目を開けて起きており、私の事も若松先生の事も、認識している様子で、食事もちゃんと食べ、大きい声を発したとのことで、本当に驚き、とても嬉しくなりました!
若松先生曰く、「前回の施術で緩んだところは、わりと維持できていますね」といわれ、すごーいと思いました。
施術後に、父が呼吸を大きくしはじめる様子が布団の上からもわかり、父が楽そうに見えて、とても嬉しくなりました。
何歳になっても、身体がちゃんと反応するのだと思いました。
こんな施術をたくさんの人々が受けられるようになれば、自分の身体を信じ、希望を持って、生きられるのにと、本当に思います。
このような素晴らしい施術に巡り合えた父と私の幸運に心より感謝し、皆様方の施術で救われる方々が増えていくことを、心より祈りたいと思います。
ありがとうございます。

●主治医の話【6月7日の施術後】
いつもは、肺の炎症が治まった後でも、右肺より雑音が聞こえ続けるのだが、今日はその雑音が聞こえない。
わりと良い状態だと思われる。
(医師も不思議がっていたらしい。)

松栄 勲先生

審査員 松栄 勲先生による寸評

前回応募からの連続した報告と、詳細にわたる内容で、とても臨場感があり、素晴らしい成果を共有させていただき、感謝します。
ご家族の「父がこの世に人として生きていることを5年ぶりに実感」しているというコメントは、施術家としてこの上ない喜びを感じます。

また、主治医から「いつも聞こえる右肺の雑音が聞こえない」との声も、主観的ではなく客観的な事実としても素晴らしいと思います。
「医師も不思議がっていたらしい」とのコメントは、患者、家族はもちろん、私たちマツエセラピーを学ぶ同志にとっても、とても勇気を与えてくれるものです。
これからも、経過報告を期待しています。

国際治療協会 理事
アスリーツ&トレーナーズ協会 理事長
松栄 勲

施術者コメント

若松 春江先生

Bronze Master / Bronze Instructor

若松 春江先生

こんな微量な力での施術が確実な変化を起こしていくことに、正直、自分自身もびっくりです。
松栄セラピー万歳☆

若松 春江先生 プロフィール

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