マツエセラピー治療実績コンテスト

THE GOLD PRIZE

2019年 2月度
月間金賞

<治療部門>

Bronze Master / Bronze Instructor

横室 千恵美先生

Chiemi Yokomuro

「『病気になる前と同じくらい挙がるようになった』」

症状・状態
無理なリハビリからの五十肩
患者様DATA:56歳 男性 飲食店経営
治療経過の詳細
【患者様、クライアント様の情報】
今年56歳になる男性
お仕事は、ヘッドロックカフェという飲食店を営まれています。
一昨年、二度の脳梗塞をおこされ右半身に麻痺が出たそうです。
リハビリ病院でのリハビリにてかなり改善されたものの、退院後自宅で過度な運動等をした為か、五十肩のようになってしまい、すべて表示する腕が挙がらず動かすにも痛みが出るとの事でした。
かなり辛そうでしたので、VIM療法をお勧めしてみました。


【症状・状態(解説・考察・評価)】
初めて拝見した時、患側の右腕は筋肉が落ちていてかなり細くなっていました。
細くなった上腕部には、大きな硬結があり骨と間違えるほどでした。
肩の挙上は、三角筋の前部・中部にかなり痛みがあり前からも横からも120度から130度がやっとでした。
施術時患側を下にしての横臥位は痛みの為、出来ませんでした。
患側は、握力も弱くベットボトルの蓋を開けることや物を掴んで持ち上げることも辛そうでした。
頚部の動きにも可動制限がみられました。
月に2度ほどのペースで施術しておりますが、患側を庇っていたためか反対側へも痛みが出るようになってしまいました。

当初は、麻痺による筋力低下にも関わらず、筋出力アップを図らない過剰な自己リハビリとお仕事への復帰による無理から痛めたものと考えました。
また、反対側の痛みに関しては、患側を庇った間違った身体の使い方により痛みが出たと考えました。


【治療経過】
ずっと頑張ってこられたことや、少しの動きでも痛みを訴えるクライアント様でしたので 少しでもリラックスしてお身体を緩めて頂きたかったので、頚部へのタッチングから始めるように致しました。
患側上腕部へのタッチングにて大きな硬結の縮小を目指しました。
その後、大胸筋・僧帽筋・三角筋・菱形筋・肩甲下筋・小円筋へのVIM短縮法・収縮法を両側に行いました。
手指に力が入りにくいとの事でしたので患側手根管から前腕部・再度上腕部へタッチングを行い、筋力強化を目指して手指へもVIMを行いました。
再度の可動域のチェックを行い、痛みの残っている部分での硬結を確認してその部分を触りながらVIMを行い確実に緩むようにしていきました。

身体をきちんと支えられるように 腰部・ 背部を中心に臀部・大腿部へもVIMを行い 下腿部(足首)もタッチングにて緩めていきました。
最後に足からのキネマティックチェーンで身体の繋がりを確認して終了致しました。
患者様の喜びの声
2ヶ月ほどたった時に頂いた言葉は
「最近、本当に少しずつだけれど良くなっているんだよ」
「段々、腕が挙がるようになったんだ」

最近頂いた言葉は
「病気になる前と同じくらい挙がるようになった」
「文字も少しゆっくりだけれど かなり綺麗に書けるようになったんだ」
(少しどころか、とても綺麗に書かれていました)

松栄 勲先生

審査員 松栄 勲先生による寸評

脳梗塞のリハビリは本当に大変です。
特に麻痺の部分は動きづらい分全身を使って、動かそうとしていくので、麻痺部分以外にも影響が出ます。
その緊張が続くと、少しの動きでも痛みを感じてしまいやすくなります。
横室先生の治療はリラックスを促すために首からアプローチしたのは非常に良かったと思います。
そして、患部への反対側からのアプローチ。
最後に支えられるように下半身へ。
治療の上で大事な部分が詰まった実績だと思われます。。
今後もより動けるようになるようにサポートしてあげてください

国際治療協会 理事
トップアスリーツ&トレーナーズ協会 理事長
松栄 勲

施術者紹介

横室 千恵美先生

Bronze Master / Bronze Instructor

横室 千恵美先生

最初は、側臥位になることも ペットボトルの蓋を開けることも辛そうなクライアント様でしたが、今では難なく行われています。
ご本人の日々の努力の成果が大きいのですが、VIMによる筋力アップのサポートも大きいと考えています。

筋力アップでのサポートという面では、次のステップに進んでいます。
クライアント様は、ロックバンドでボーカルとベースを担当されていたそうで、来月復帰コンサートをされるそうです。
ベースを弾く弦を弾く動きにまだ力が入らず、練習のし過ぎで腱鞘炎になってしまったそうなので そちらのサポートも頑張っていきます。

横室 千恵美先生 プロフィール

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